28.【い】 『急(いそ)がば回(まわ)れ』 (2000/05/29)
『急がば回れ』
危険な近道をするよりも、遠回りでも安全確実な道を歩いた方が結局は目的地に早く着ける。遠回りに思えても安全な手段を取った方が得策であるということ。
類:●急いてはことを仕損じる●走れば躓(つまづ)く●慌てる乞食は貰いが少ない●The longest way round is the nearest way home.(いちばんの回り道がいちばん近い帰り道)<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>●More
haste, less speed.
反:■巧遅は拙速に如かず
出典:柴屋軒宗長(さいおくけんそうちょう)の連歌「武士(もののふ)の矢橋(やばせ)の舟は早くとも、急がば廻れ瀬田の長橋」 ・・・場面は、琵琶湖の矢橋の渡し。時代は、室町時代。
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