115.【か】 『瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず』 (2002/02/12)
『瓜田に履を納れず』
瓜畑では屈むと瓜を盗むと疑われるので、履が脱げても履き直すなという意味から、疑われ易いことはするなということ。
参考:「文選−古楽府・君子行」「君子防未然、不処嫌疑間、瓜田不納履、李下不整冠」から出た語。
類:●瓜田の履●瓜田李下(りか)●李下に冠を整(ただ)さず
出典:古楽府(こがふ) 唐代に作られた新しい楽府に対し、六朝以前の古い楽府をいう。「楽府(がふ)」は、民間で歌われていた歌謡のことで、詩人が作った「詩」と区別されてこう呼ばれた。
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