3.11

最近、また津波が発生したりで、あの時の記憶が甦って、何だか落ち着かない。
あの日の朝は、出張で、松本は「美ヶ原」にいた。
朝食が済み次第、山を下りて事務所に戻り、溜まった仕事をやらなきゃ、という予定だった。
その移動の途中、電車の中での出来事であり、私にとっては幸いな状況となった。
電車は、丁度、駅に停まる直前だったので、何事もなかったかのように、降りることができた。
また、普段なら約50kmの通勤距離が、その時には自宅から約15kmの距離にいた。お蔭で、6時間掛かっただけで、帰宅難民にならずにすんだ。

2011年3月11日、sekiyoshi 51歳。
あの日から、まだ生きさせてもらっている自分の姿勢の基準を、「悔いなく、出来るだけ楽しく!」に。勿論、他人やまわりに迷惑をかけない範囲で。(^ー^)
それまでも、「宇宙人」(=地に足がついていない,変わったやつ??)と見られていたようにも感じていた訳だが・・・。(^^;)
(2016.11.27)

 

美ヶ原高原

長野県のほぼ中腹に位置する「美ヶ原高原」。
最高峰、2034mの王ヶ頭にある、『王ヶ頭ホテル』へ、仕事で一度だけとはいえ、行くことができたのは良かった。四季折々、何度でも訪れたい場所である。
そして、訪れた日が、2011年3月10日、震災3.11の前日であったことも、忘れられない記憶になっている理由である。
まず、迎えてくれたのが「樹氷」。
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言葉での表現が難しいが、「訪れて良かった」と思わせるものが間違いなくある。

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(2011年3月11日早朝)
そして朝食を頂いたあと、横浜の事務所への移動を開始した。
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この日は、無事家に帰れて、本当に良かった。
出張していて運が良かった、と思わせる唯一の日だったかも知れない。

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(2016.11.27)