『幸福の再来』『純粋』『純潔』『謙遜』といった花言葉を持つ「スズラン」。
我が家でも、知人から頂いたスズランが、今年もかわいらしい花を咲かせた。
昨日、近くのホームセンターで春の花たちを何種類か購入して玄関先に植えたのだが、少しだけスペースが余ったため、縁側横にひっそりとたたずんでいた「スズラン」の一部を植え替えた。
「いい感じ!」と悦に浸っていたのも束の間、スズランは強い毒をもっているとの情報に「エ~ッ!知らなかった~!」。
通学路であり、ワンちゃんたちも散歩で良く通る家の前に、強い毒を持つスズランがあるのは、さすがにまずいだろう、ということで、朝一で、記念撮影した後、元の場所に戻すことにした。(T_T)
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【HORTI(ホルティ) by GreenSnap <https://horti.jp/4414>より引用】
致死量は、体重1kgあたり0.3mgで、青酸カリの約15倍の強さがあります。
●花・葉・茎を食べない
草姿がオオアマドコロやギョウジャニンニクに似ていることから、誤って食べてしまったケースやスズランをさしておいた花瓶の水を飲んで死亡した例も報告されています。特に子供は、毒による影響が大きいので注意してください。
●花粉が付着する場所に飲食物を置かない
スズランの毒は、花粉にも含まれています。花を食卓に飾ると、花粉が食べ物の上に落ち、気づかず食べてしまい、下痢や嘔吐の原因となります。たとえ花がきれいでも、食卓には置かず、子供やペットの手が届かないところに置きましょう。特に、植物の葉っぱを食べてお腹の調整を行う動物を飼っている方は要注意です。
参考関連資料:長野県「食べると危険!有毒植物に注意しましょう!」
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ネットでの購入サイトをいくつか覗いてみたところ、特に毒に関する注意喚起の記載は無かった。スズランの売買を妨害するつもりはないが、万が一のことが無いとは言い切れないし、やはり、最低限の注意書きが必要ではないだろうか。
(2021.04.26)